ワークショップ『割れた器を接着してみよう!』開催のお知らせ
10月のギャラリー関連ワークショップのご案内です。
金継の重要な工程である器の「接着」を、
自分で作った道具と材料を使って挑戦してみます。
割れた器はご自分のものをお持ち頂いても構いませんし、
会場でも古い器ですがご用意しております。
ワークショップを通して、壊れたらすぐ捨てる「使い捨て」ではなく、
ものが壊れたら直して使うことの楽しさや大切さを見つめなおしてみませんか。
みなさまのご参加お待ちしております。
【ワークショップ概要】
『割れた器を漆で接着してみよう』
日時 2016.10.22(土)14:00 – 16:00
定員 6名
参加費用 2500円(たねまめのお茶とお菓子付き)
対象年齢 中学生以上(※刃物を使います)
持ち物・エプロン(動きやすく汚れても良い服装でお越しください)
・ご自身の器を接着される方は割れた器
(※器ご持参は2点まで・パーツが沢山に割れていない物で、欠けなどの部分がないもの)
・器を持ち帰る用の段ボール・大きめのタッパー等
注意点等
ご自身の器をご持参される場合は接着する器は怪我に気を付けながら、
きれいに洗剤等で洗ってきたうえでご持参ください。
割れた器がない方は会場でも古い器をご用意してます(300円~/1点)
ワークショップには本漆を使用しますので、かぶれる可能性があります。
気になる方は参加をお控えください。
あらかじめご了承の上、ご参加をご検討ください。
工程②木のヘラづくり(糊を練るために必要です)
小刀を使ってヘラの先の方を削り、ヤスリがけをして整えます。
木はアテ(アスナロ)という木材のもので、輪島塗の素地や建築材にも
つかわれる丈夫なものです。
工程③糊づくり
柔らかく煮たご飯を自分で作ったヘラでひたすら
ご飯の粒がなくなるまで練って、糊を作ります。
ご飯の粒が残っていると、接着するときにずれる原因になります。
工程④糊漆づくり
糊と漆を混ぜて、糊漆を作ります。
工程⑤接着
断面に糊漆を付けて、割れた器を接着していきます。
糊漆をつけたら少し時間を置いて、接着するタイミングを見て接着します。
工程⑥接着したところがずれていないか調整し、動かないように固定する
接着した部分にずれがないかチェックし、ずれがなくなったらマスキングテープで固定します。
その後、固定したまま動かさないように、自宅で1か月くらい乾燥させてから、
はみ出た漆をカッター等で取り除いてください。
その後使っても大丈夫ですが、金継をされたことがあるという方は、
続きの作業をしてご自身で仕上げるのも良いと思います。
尚、接着した器をそのままアマノさんに預けて、
最後まで金継の仕上げをしてもらうことも可能です。
ご希望の方は当日ご相談ください。
【講師紹介】
アマノ シトミ
1981年神奈川県相模原市生まれ&在住。
武蔵野美術大学卒業。
卒業後、国内生産の日用品や、伝統工芸品を扱う会社に勤務。
在職していた会社の器を金継したことから始まり、早や10年。
現在は、本漆を使い、職人に習った蒔絵の技術を生かした金継を
メインにしながら、漆や木を使ったものづくりをしています。
blog:amano4103.hatenablog.jp
instagram :shitomiamano
e-mail:a.mano4103@gmail.com
【お申込み】
たねまめ店頭、電話☎042-684-9637
メールcafetanemame@gmail.com にて受付
(メールにはお名前・人数・当日のご連絡先をご明記ください)
【お問い合わせ】
古家カフェ+ギャラリー たねまめ
神奈川県相模原市緑区若柳1170
tel.042-684-9637
http://tanemame.bitter.jp/
相模湖の近く、緑の中の古家カフェ+ギャラリーです。 http://tanemame.bitter.jp
by たねまめ
ひっそりと開店いたしました。
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